この茶色地に白い水玉模様のワンピースは、アメリカ旅行から戻った祖父からのお土産です。祖父は海外にでると私たちにいつも洋服を買ってくれました。子供にはちょっとシックで大人っぽい洋服が多かったのですが、それが祖父のテイストだったように思います。いつも私たちの着る洋服に何かしらのコメントがありました。「その色は良いね」「その色は良くないね」だから、余り自分でも自信のない服を着て祖父の前に出ると、少し緊張した記憶があります。今ではこのワンピースを姉の娘が着ています。彼女が気に入っているかどうかは、その笑顔を見れば一目瞭然。私たちにとっては懐かしくかけがえのない思い出です。